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> となりの“困ったちゃん”にどう接する?
3月25日更新
「あ!またあの子がやってきた」
公園、児童館、幼稚園などにいるちょっと要注意なお友達。
そんな“困ったちゃん”とどう付き合えばよいのか。
読者アンケートの実例をもとに具体的対処法と心構えを説明します。
Text : Toshimasa Ota
「このままじゃ、わが子が噛まれる!あぁ、やっぱり…(泣)」子供同士のトラブルは多くの人が経験し、そのあとどのように対応すればよいのか悩んだことがあるようです。
そこで、目白大学子供学科教授の小野寺敦子先生に、どうして子供同士のトラルが起こるのか、トラブルが起きたときにどう対処すればいいのかを聞きました。
専門は発達心理学、人格心理学。特に親子関係と子供の発達を心理学の視点から研究している。主な著書に『手にとるように心理学がわかる本』(かんき出版)などがある。
※チビタス読者アンケートより
おもちゃの取り合いからかみついたり、乱暴したり、キツイ言葉でいじわるしたり…。
130人以上から回答があった読者アンケートからは、とかくいざこざを起こしがちな“困ったちゃん”とそれを取り囲む小さな社会の様子がうかがえました。
小野寺先生は「危険なことは周りの大人が注意してとめるべき」としたうえで、「子供同士のいざこざは加害者、被害者ともに社会性を身につける成長の機会。強い者弱い者の存在、善悪の基準、自己主張の必要性、忍耐などを学んでいるのです。
いざこざを起こすからといってそのお友達と付き合うのをやめたり、過度に親が口を出すのは子供たちの成長の機会を奪うことになりかねません」と言います。
アンケートの内容を見ながら小野寺先生は「子供同士はどんなにけんかをしてもまたいっしょに遊びます。トラブルが大きくなってしまうのは概して親同士の関係性が崩れるため」と指摘します。
被害者側も加害者側も、親はついつい子供を自分の分身のように思ってしまい、感情的になります。その感情を抑えられないまま相手に注意したり、不服そうに謝ったりすると、親同士の関係が崩れ、トラブルを大きくしてしまうというのです。
「子供同士は友達でも親同士は信頼関係のない他人であることを忘れてはいけません」と小野寺先生。子供の社会性を育むためにも、トラブルの火に油を注がないためにも、子供同士のいざこざには極力親が口を出さない方が賢明だということです。
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