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> 気づいてる?チビのSOS
9月18日更新
子供は思いを言葉にできません。イヤなこと、悲しいことがあるときは言葉の代わりに身体全体を使ってサインを送ります。そのサインにすばやく気づいて、子供を救える親になりましょう。
Text : Toshimasa Ota
わが子のとる行動を見て、どこかいつも違うなと感じた経験はありませんか?子供たちは言葉が豊かでない分、何気ないしぐさの中に感情を表現します。
そこで、子供のSOSに気づくコツ、しつけや育児を楽にするコツを、発達臨床心理学の専門家、深津時吉先生に伺ってみました。
聖徳短期大学保育科 教授 深津時吉先生
保育士を目指す学生に発達心理学を教えるとともに、保育園、幼稚園の現場に出向き、さまざまな問題を抱える子供をサポートする活動を行っている。著書に『教科書では教えない育児〜バックミラーの育児指導』(ブレーン出版)がある。
子供は「あれが欲しい、これを食べたい」は言えても、自分の感情を言葉にできません。だからしぐさや態度といったサインで表現します。そのサインに親がいつまでも気づかないと、子供の心はさらに傷つき、ささくれだってしまいます。
子供の微妙な変化に気づくには子供の立場に立って考えるクセを付けることが必要です。自分の子供のころの体験とそのときの感情を思い出すことも有効です。
子供が親との心理的な距離を狭めたり、広げたりしはじめたら、子供の様子をさらによく観察しましょう。具体的には子供が急に甘えてきたり、急にそっけなくなったりしたときのことです。いつもと違うしぐさはないか、変わった言動はしていないか、子供を観察するのと同時に、友人関係に変化はないか、幼稚園でトラブルはないか、親のかかわり方は適切だったかなど、原因についても考えてみましょう。
SOSを発するような事態になりにくくするコツがあります。まず、2〜3歳の反抗期にできるだけ反抗的言動を受け止めてあげることです。
いきなり「ダメ」とシャットアウトするのではなく、「なるほど、そうしたいのね」と認めてあげたうえで、それを実現しないでも済むように気持ちを満たしてあげるのです。そうすることで「親を絶対的に信頼する気持ち=愛着」が形成され、信頼関係があれば少々きつく叱られても寂しい思いをしても、耐えられる子になります。
そして、いつまでも次のふたつを忘れないようにしましょう。
1. 子供が話しかけてきたら、必ず一度自分の手を止めて向き合う
2. 叱るときは目を見て真剣に。決して「ながら」叱りをしない
毎日の育児の中で毎回余裕をもった対応などできるわけありません。でも、意識するのとしないのでは大きな違い。10回のうちに1回でもこの心がけができれば、子供も救われるし、親も楽になるはずです。
ちょっとしたしぐさ、「性格?」と思ってしまう言動、態度に切実なSOSがこめられています。子供たちが無意識に発するサインを3タイプにわけて、見てみましょう。
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