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“あいさつ・礼儀”をきちんと学ぶ
> 電車で子供は立つべき?日本と世界のマナー事情
08月28更新
子供のためにも自分たちのためにも、学んでおいて損はなし!
日本ならではの作法からイマどきの気になるマナーまでご紹介します。
子育て事情
ガイド:
河崎 環
優先席に座る子供。これでいいの?
子供は電車で立つべきなのか……。こんなマナー議論は日本だけ?
子供にはどこまで優しく接していいのでしょう?世の中、そんな明確な基準がないだけに快・不快の度合いも人によって異なります。子供を我先にと電車の空席に座らせる親もいれば、座らず他の人のために空けなさいという親もあり……。
いまや、電車の優先席の表示には、お年寄りや体の不自由な人だけでなく、妊婦さんや小さな子供連れも加わっています。果たして、小さい子供とは、どれくらいまでなのか?まだ幼稚園くらいの、足の筋肉がそれほど発達していない子供なら、揺れる車内で長時間立たせることは物理的に困難。そんな子供に「疲れたー」と泣かれるくらいなら、静かに座らせておいたほうが周りにも迷惑がかからないと考える人もいるでしょう。
でも例えば優先席で一心不乱に携帯ゲーム機に興じる小学校低学年の子供と、大きな買い物袋を提げてその傍に立っている母親を見て、「なぜ子供が座っていて、母親が立っているのか?」と思う人もいるかもしれません。みなさんも電車の中で、それぞれの立場から「何だかこれっておかしいんじゃない?」と思った経験がありませんか。
子供に厳しい欧米
そもそも、公共の交通機関で子供をどうするかという話題は、日本特有のものと言えるかもしれません。欧米、特にヨーロッパでは大人と子供の間には厳然とした区分けがあり、大人のパーティーやレストラン、美容院などの「大人の場所」に子供を連れて行くことは、暗黙のうちに避けるべきとされています。
イギリス、フランスなどで特に有名なのは、かつての上流階級では子供と大人が夕食を一緒にとらなかった、という話。「見るに耐えるまともな食事マナー」を身につけるまでは、子供は親との同席を許されなかったのだとか。そのような習慣を持つ国々では、公共の場でのしつけは厳しいものになります。
ドイツ在住の読者から頂いた投稿によれば、ヨーロッパでは、子供が電車に乗るのは一般的。でも、子供が優先席に座るというのは基本的に許されず、普通の席でも高齢者がいたら、席を譲るものとされているとか。ヨーロッパでは他人の子でもよく叱り、その点でも日本とは違うなぁと感じられるそうです。
また、スイスでのビジネス経験のある方からは、
「路面電車で移動中に電停で老婆が乗って来ました。すると昇降口附近に座っていた鼻ピアス、鎖ジャラジャラのヘビメタ風若者がスーッと席を立って、その老婆を座らせました。それがなんとも自然ですがすがしく、この国の『教育』を肌で感じた瞬間でした」
と、日本とヨーロッパとの教育の違いを実感したエピソードが寄せられました。
アメリカでは少し様相が異なって、そもそもが車社会。鉄道や地下鉄は主に都市部に限られ、公共の交通機関は子供を乗せるには危険な環境のものも多く、小さな子供を見かけることはまれ。というわけで、子供の交通手段は、まず自家用車なのです。
しかし、人種のるつぼだけあって、子供たちのしつけは千差万別。むしろ、高級レストランなどに積極的に子供を同伴する親もいて、ヨーロッパに比べると普段の生活はちょっと甘いところがあるかもしれません。ただ、アメリカは国土が広いので大都市間の交通手段として飛行機が一般的。飛行機の中で大騒ぎする子供には、周りからも明確な「不快」の意思が伝えられ、おとなしく座っている子供はちゃんと誉められます。
子供に甘いアジア?>>
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